矯正自由が丘歯科室の診療理念と方針
東京・自由が丘の非抜歯矯正専門クリニック
矯正・自由が丘歯科室は、東京都世田谷区自由が丘の矯正歯科専門クリニックです。
当クリニックは、「健康な歯をむやみに抜かないこと」を診療理念としております。
また、患者様が安心して矯正治療を受けられるよう、下記の4つの方針のもと、日々の運営をしております。
1.健康な歯をむやみに抜かない
矯正治療においては、歯を並べるスペースをつくるために、通常、4本の健康な歯を抜歯するということが当たり前に行われています。
歯を守るのが歯科医の仕事ですから、今ある歯を残しながら美しい歯列を目指すのが、患者様の生涯の歯の健康のためにも良いことだと考え、当クリニックでは、非抜歯治療を基本とした矯正治療を行っています。
歯がきちんと並ばない原因を考え、歯を抜かないで美しい歯列に矯正する方法を様々な角度から検討します。
当クリニックでは、開院当初から非抜歯矯正にこだわって治療を行ってきた結果、様々なノウハウや技術、事例を蓄積してきました。
結果的に抜歯となってしまうケースも非抜歯矯正の可能性を全て検討し、患者様と相談した上で行います。歯を抜くのは最後の手段です。
2.日本矯正歯科学会認定医による治療
当院では、日本矯正歯科学会から認定を受けている認定医(矯正専門の歯科医)が責任をもって治療を行います。
当クリニック院長の篠崎直樹は、東京医科歯科大学で6年間歯学を学んだ後、さらに大学院で歯科矯正学についての専門知識を4年間学び、大学院卒業後は、文部教官として5年間学生の指導に当たっておりました。
大学院、教官時代に一貫して矯正学の専門知識を学び、臨床経験30年の中で、多種多様な症例をこなしてきました。
こうした理論面と経験面でのバックグラウンドがあるからこそ、一般的には難しいとされる「非抜歯矯正」に取り組み続けられるのだと思います。
患者様の症状やご希望に合わせた治療を行うことを心がけておりますので、安心して治療をお受けください。
3.綿密な治療計画
当クリニックは、治療開始前や治療開始後に十分な時間を取って診断・シミュレーションした方が結果的に治療期間を短縮できるという考え方から、1回当たりの診療時間を長めにとっております。
もしかしたら治療の時間が長いとお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが、患者さん一人一人に時間をかけて、よい診療を行うように心がけています。
4.歯並びの美しさだけでなく、咀嚼機能の回復を重視
矯正治療の大きな目的の一つは咀嚼(そしゃく)機能の回復ですが、その咀嚼機能をコントロールしているのは顎関節です。
土台となるあごが正しく機能していなければ、いくら歯列だけを美しく並べても咀嚼機能は回復しません。
院長である篠崎は、大学院で顎関節と噛み合わせとの関わりをテーマとして研究し、博士論文を書きあげた関係で、特に顎関節の環境を整えてから矯正治療に当たることの必要性を痛感しております。
噛み合わせの問題を抜きにして顎関節の治療は考えられず、噛み合わせと顎関節の関係について熟知している専門家は矯正医の他にいません。
当クリニックでは、歯並びが悪くなってしまっている原因を表面的な歯の位置関係からだけでなく、顎関節を含めた体全体の関係性を通して判断するよう、心がけております。
可能な限り顎関節についても良い環境にしてから矯正治療をスタートさせることが肝心です。